シワを埋めるだけではない。
顔全体から、自然に整える。
アンリのヒアルロン酸注入は、しわを一本ずつ埋めることよりも、たるみによって変わる顔全体の印象に重点を置いています。この考え方に沿った全顔設計を、当院では「アンリ式リフトアップヒアル」と呼んでいます。
院長はヒアルロン酸を中心とした注入治療を専門とし、年間2,000人以上の注入を担当しています。ヒアルロン酸治療については、美容医療メディアでも取材を受け、その考え方をお話ししています。
では、なぜ「気になる線」ではなく「たるみ」から考えるのか。それは、たるみが皮膚のゆるみだけで起こるものではないからです。
顔の年齢変化には、次の5つが関わっています。

これらが重なると、顔の明るさと立体感が上から下へ移動していきます。ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインのもたつきは、その結果として表面に現れたサインです。

だからこそ、気になる場所が、必ずしもその原因とは限りません。
「ヒアルロン酸で、本当に引き上がるんですか」——カウンセリングで、よくいただく質問です。
糸や切開の手術は、組織を直接引っ張って引き上げます。一方でヒアルロン酸は、注入によって組織を引っ張る力そのものを生み出す、という考え方に基づいています。この仕組みを利用した設計を、当院では「アンリ式リフトアップヒアル」と呼んでいます。
たとえば、こめかみから側頭部にかけて注入すると、その部分がわずかに盛り上がります。すると、こめかみから頬や口元までの表面の距離がわずかに伸び、そこを覆っている皮膚と浅い脂肪の層が引っ張られます。
このとき、こめかみ・側頭部の外側は硬く、頬や口元は柔らかい。硬いほうは動かず、柔らかいほうが硬いほうへ引き寄せられます。ほうれい線や口元まわりの組織を上へ向かわせる、という考え方です。

硬さの分布やたるみの程度は一人ひとり違うため、注入する位置も一人ひとり変わります。「ここに打てば上がる」という決まった一点があるわけではありません。
さらに、顔の正面ではなく外側に注入することで、体積は増えても、正面から見える面積は増やさないという設計が可能になります。
以上が、院長が臨床経験から組み立てた考え方に基づく設計です。効果や感じ方には個人差があります。
バイクロス(VYCROSS)は、分子量の異なるヒアルロン酸を組み合わせて架橋する、アラガン社の製法です。網目構造が密になることで、なめらかで組織になじみやすく、注入後の形が安定しやすいジェルに仕上げられています。
そのうえでシリーズには、支える力の強いもの、表情の動きになじむやわらかいもの、繊細な部位に薄く広げられるものと、性質の異なる製剤がそろっています。
当院で使用するのはいずれも国内で製造販売承認を受けた製剤で、顔全体を設計しながら、部位ごとに選び分けることができます。

繊細な部分を整える/ジュビダームビスタ ボルベラ XC
シリーズの中でもきめが細かく、薄く広げやすい製剤です。目の下のくぼみ(ティアトラフ)や唇など、皮膚が薄く仕上がりの差が出やすい部位に用います。少量ずつ、段差が出ないように配置します。
主な部位:目の下(ティアトラフ)・口唇/持続の目安:約12か月程度

動きになじませる/ジュビダームビスタ ボリフト XC
やわらかく、表情の動きになじみやすい製剤です。ほうれい線やマリオネットラインなど、よく動く部分のしわ・溝を整えたいときに用います。周囲を整えたうえで、残った線に必要な分だけ使います。
主な部位:ほうれい線・マリオネットライン/持続の目安:12ヶ月~18ヶ月程度

支えをつくる/ジュビダームビスタ ボリューマ XC
弾力があり、支えとしての力が出やすい製剤です。こめかみや頬など、減ったボリュームを補って顔全体の土台を整えたい部位に用います。当院が重視する「外側から支える」設計の中心となる製剤です。
主な部位:こめかみ・頬(中顔面)/持続の目安:18ヵ月~24ヵ月程度

輪郭をつくる/ジュビダームビスタ ボラックス XC
シリーズの中でもっとも凝集性・弾性が高く、形をつくる力に優れた製剤です。あご先やフェイスラインなど、輪郭そのものを整えたい部位に用います。横顔の印象を変えたい場合にも使います。
主な部位:あご・フェイスライン/持続の目安:18ヵ月以上

ほうれい線だけを埋めるのではなく、頬や外側のバランスも確認します。
原因に応じて周囲から整え、必要な場合のみ、直接、線や溝に注入し自然な仕上がりを目指します。
こけによる影は、疲れた印象や骨ばった印象につながることがあります。
顔全体とのつながりを見ながら不足したボリュームを補い、自然な丸みと立体感を目指します。
口横や輪郭のもたつきは、下側だけの問題とは限りません。
外側や上方を含めてバランスを確認し、必要に応じて輪郭やあごも調整しながら、すっきりした印象を目指します。
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 2cc/2cc・各1回 |
| 費用 | ¥176,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 2cc・1回 |
| 費用 | ¥88,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 3cc・1回 |
| 費用 | ¥132,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 2cc・1回 |
| 費用 | ¥88,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 5cc・1回 |
| 費用 | ¥220,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
| 治療内容 | ヒアルロン酸注入によるリフトアップ |
|---|---|
| 治療回数 | 3cc・1回 |
| 費用 | ¥132,000(税込) |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、赤み、内出血、痛み、左右差、凹凸、感染、血管閉塞等 |
安全・効果的に施術を受けていただくため、施術部位のお化粧・日焼け止め・スキンケア等は必ず落としてください。
診察室にて、医師が直接お悩みをお伺いします。
治療内容が決まりましたら、そのまま施術へ進みます。
気になることはどんなことでも、直接医師にご相談ください。
お一人お一人のお顔立ちに合わせて、丁寧に施術を進めてまいります。
ご予約時に「カウンセリングあり」をお選びいただいた場合は、カウンセリングルーム
にてお悩み・ご要望をお伺いし、医師の指示・管理のもと、適した治療方法をご案内
いたします。
その後施術室へご案内し、お肌等の状態を確認しつつ、看護師が施術を行います。
「カウンセリングなし」をお選びいただいた場合は、そのまま施術室へご案内し、同様
に、医師の指示・管理のもと、お肌等の状態を確認しつつ、看護師が施術を行いま
す。
パウダールームにて、身支度を整えていただけます。
受付にて、注意事項やアフターケアについてご説明し、お会計のご案内をいたします。
次回のご来院やホームケアについても、あわせてご相談いただけます。
A. 持続期間は、使用する製剤・注入部位・量などによって異なります。目安は数か月〜2年程度ですが、効果が永久に続く治療ではありません。経過を確認しながら、必要に応じて追加注入やメンテナンスをご提案します。
A. 本数が少なければ自然、多ければ不自然になるとは限りません。顔の中央や気になる線だけに注入が偏ると、膨らんだような印象になることがあります。当院では顔全体のバランスを確認し、注入する部位・深さ・製剤・量・順序を組み立てます。
A. 麻酔を使用し、痛みに配慮しながら施術することが可能です。注入後は、腫れ・赤み・圧痛・内出血などが生じることがあります。多くは数日〜2週間程度で落ち着きますが、症状の程度や経過には個人差があります。
A. 本ページでご紹介している症例では、2〜5cc(本)程度が目安です。必ずしも本数が多いほどよいわけではなく、必要な変化に合わせて、注入する部位・量・順序を設計することが重要です。診察時に注入量の目安と費用をご説明し、ご納得いただいたうえで施術を行います。
A. ヒアルロン酸製剤は、溶解剤(ヒアルロニダーゼ)を使用して分解を図れる場合があります。ただし、完全に元の状態へ戻せるとは限らず、製剤の種類や注入状況によっては対応が難しいこともあります。溶解剤にも腫れやアレルギー反応などのリスクがあるため、診察のうえで適応を判断します。
A. 年齢による見た目の変化は、ボリュームの減少だけでなく、皮膚のゆるみや肌質の変化など、さまざまな要素が重なって現れます。必要に応じて、高周波・超音波などのデバイス治療や肌治療を組み合わせることも可能です。すべてを一度に行うのではなく、優先順位をつけながら段階的に整えていくご提案もしています。
| ダウンタイム・経過について | 【ヒアルロン酸注入】 注入したヒアルロン酸は時間をかけて吸収され、最終的には体外へ排出されます。目安としては約3か月〜2年で元の状態へ戻りますが、製剤の種類や個人差によって幅があります。状態をキープしたい場合は、あらためて注入していただく必要があります。 製剤に含まれる麻酔液などの影響で、施術直後はむくんだ状態になります。仕上がりが落ち着くのは約1週間後が目安です。 施術直後から数日のあいだに内出血が出ることがありますが、1〜2週間程度で目立たなくなります。 注入した部分に痛みや違和感、赤み、腫れ、硬さが多少あらわれることがあります。いずれも時間の経過とともに落ち着いていきます。 【ヒアルロン酸溶解注射】 施術後は30分ほどクリニックでお過ごしいただき、アレルギー症状などが出ていないことを確認したうえでお帰りいただいています。 注射を用いる治療のため内出血が生じることがありますが、1〜2週間ほどで消えていきます。 注入した液体の量だけ腫れたように見えることがありますが、数日のうちに落ち着いてきます。 溶解した部位へヒアルロン酸を入れ直す場合や脂肪注入を行う場合は、最低でも3日、可能であれば1週間程度あけていただくようお願いしています。 ヒアルロン酸を注入してから時間が経っている場合や、入っている製剤の種類・量によっては、注入が2回以上必要になることもあります。 ごくまれではありますが、アナフィラキシーショックが起こる可能性があります。 ※効果や反応のあらわれ方には個人差があります。気になる点はその都度ご相談ください。 |
|---|---|
| 使用可能な麻酔について | 注射時の痛みが気になる方は、麻酔を併用していただけます。 ブロック麻酔 税込2,200円/貼る麻酔 税込2,200円 |
| 入浴・運動・飲酒 | 【入浴・洗顔・メイク】 翌日から可能です。 ※注入した部位は、お湯で流す程度にとどめてください。 【運動・飲酒(喫煙)】 施術当日は、激しい運動と飲酒はお控えください。 |
| 施術のリスク・副作用 | 【ヒアルロン酸注入】 内出血/赤み/浮腫/しこり/膨隆疹/蕁麻疹/過敏症/ヘルペス/熱感/頭痛/悪心/不快感/血流障害/アナフィラキシーショック など 【ヒアルロン酸溶解注射】 内出血/赤み/痒み/浮腫み/膨隆疹/蕁麻疹/熱感/アナフィラキシーショック など |
| 注意事項 | 【施術後について】 当日は激しい運動・飲酒・入浴を避け、入浴はシャワーのみにしてください。 目の上に注入した場合、当日のアイメイクとアイブロウはお控えください。翌日からメイクしていただけます。 それ以外の部位は、当日からメイクが可能です。メイク直しに使う道具などは、必要に応じてご持参ください。 施術した部位を強く押したりこすったりしないようご注意ください。 |
| 施術を受けられない可能性のある方 | 服用中のお薬がある方 アレルギーをお持ちの方 ※既往歴・現病歴・手術歴、使用中および内服中のお薬、妊娠・出産・授乳に関すること、アレルギーやお体で気がかりなことは、事前にすべてご申告ください。ご申告がなかった場合、当院では責任を負いかねます。 |
| 施術を受けられない方 | 【ヒアルロン酸注入】 妊娠中・授乳中の方 本品の成分、またはアミド型局所麻酔剤でアレルギー反応が出たことのある方 ヒアルロン酸注射で過去にアレルギー反応が出たことのある方 アナフィラキシーの既往がある方、蕁麻疹などアレルギー症状が出やすい体質の方 心刺激伝導障害のある方 重篤な肝障害、または重篤な腎障害のある方 【ヒアルロン酸溶解注射】 妊娠中の方、産後3か月以内の方、授乳中の方 ヒアルロニダーゼで過去にアレルギー症状が出たことのある方 施術部位に感染症・傷・皮膚疾患のある方 出血性疾患のある方、ケロイド体質の方 ※既往歴・現病歴・手術歴、使用中および内服中のお薬、妊娠・出産・授乳に関すること、アレルギーやお体で気がかりなことは、事前にすべてご申告ください。ご申告がなかった場合、当院では責任を負いかねます。 ※上記に該当する方は施術をお受けいただけません。 |
